第67回 日本小児神経学会学術集会共催セミナー「MOGAD 臨床症状と早期診断のためのコツ」 - すべて | 臨床検査薬(体外診断用医薬品・研究用試薬)の株式会社コスミック コーポレーション
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神経疾患視神経脊髄炎
第67回 日本小児神経学会学術集会共催セミナー「MOGAD 臨床症状と早期診断のためのコツ」
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※本動画は、2025年6月6日に開催された第67回日本小児神経学会学術集会
共催セミナー9を収録したものです。
開催当時の内容とご理解の上、ご視聴のほどお願い申し上げます。
座長:髙梨 潤一 先生
(東京女子医科大学八千代医療センター 小児科 教授)
演者:佐久間 啓先生
(東京都医学総合研究所 脳・神経科学研究分野)
演題名:MOGAD 臨床症状と早期診断のためのコツ
※弊社の受託測定項目「抗MOG抗体(Live CBA)」は研究を目的とした
検査のため、検査結果を診断に使用することはできません。
また、保険収載はされておりません。
共催セミナー9を収録したものです。
開催当時の内容とご理解の上、ご視聴のほどお願い申し上げます。
座長:髙梨 潤一 先生
(東京女子医科大学八千代医療センター 小児科 教授)
演者:佐久間 啓先生
(東京都医学総合研究所 脳・神経科学研究分野)
演題名:MOGAD 臨床症状と早期診断のためのコツ
※弊社の受託測定項目「抗MOG抗体(Live CBA)」は研究を目的とした
検査のため、検査結果を診断に使用することはできません。
また、保険収載はされておりません。
MOGAD 臨床症状と早期診断のためのコツ
動画 目次 (動画内[Youtubeから見る]を押していただくとチャプターごとにご覧いただけます)
0:00 開催挨拶、導入
3:55 MOGADと類縁疾患の概説
8:21 抗MOG抗体陽性の頻度と特徴的臨床症状の発生頻度
14:10 MRI画像の特徴的所見
19:24 皮質脳炎における臨床症状とMOGAD
23:58 無症候性(無菌性髄膜炎)の抗MOG抗体陽性例
31:40 再発と小児MOGADの予後
34:34 抗MOG抗体の検出と抗原蛋白の構造
38:40 International MOGAD panelが推奨する測定法
41:01 髄液における抗MOG抗体陽性例
43:37 抗MOG抗体検査すべき患者像とは
44:35 再発予測と抗体価推移
47:02 治療
50:55 まとめ
3:55 MOGADと類縁疾患の概説
8:21 抗MOG抗体陽性の頻度と特徴的臨床症状の発生頻度
14:10 MRI画像の特徴的所見
19:24 皮質脳炎における臨床症状とMOGAD
23:58 無症候性(無菌性髄膜炎)の抗MOG抗体陽性例
31:40 再発と小児MOGADの予後
34:34 抗MOG抗体の検出と抗原蛋白の構造
38:40 International MOGAD panelが推奨する測定法
41:01 髄液における抗MOG抗体陽性例
43:37 抗MOG抗体検査すべき患者像とは
44:35 再発予測と抗体価推移
47:02 治療
50:55 まとめ
■講演内容の一部抜粋(詳細は講演をご確認ください)
‐自己免疫性/傍腫瘍性脳炎において、小児では抗NMDAR抗体と抗MOG抗体の陽性頻度が成人と比べてとりわけ高いことが特徴的である。(8:21)
‐自施設後方コホート研究における小児のMOGAD患者(47名)の臨床症状解析では、皮質脳炎および髄膜炎がADEMに遜色ない発生頻度で確認された。(13:20)
‐小児の皮質性脳炎において、急性の頭痛とけいれんを呈し、かつ炎症性疾患を疑う場合には抗MOG抗体関与の皮質性脳炎も鑑別疾患として挙げられる。(21:40)
‐国際診断基準の中核的臨床事象は満たさないが、無菌性髄膜炎や持続する頭痛、不明熱を呈する症例においても抗MOG抗体陽性となる報告がある。(23:58)
‐コスミックコーポレーションで実施しているアッセイはInternational MOGAD panelの推奨に準ずるもので、生きた細胞(Live cell)ベースで、IgG1を測定するものである。(40:25)
‐髄液のみ抗MOG抗体が陽性となる例が報告されている。(41:01)
‐抗体価が低下する症例に比べて、抗体価が高い値で推移する症例においては再発リスクが高くなるデータがある。(44:54)
‐自己免疫性/傍腫瘍性脳炎において、小児では抗NMDAR抗体と抗MOG抗体の陽性頻度が成人と比べてとりわけ高いことが特徴的である。(8:21)
‐自施設後方コホート研究における小児のMOGAD患者(47名)の臨床症状解析では、皮質脳炎および髄膜炎がADEMに遜色ない発生頻度で確認された。(13:20)
‐小児の皮質性脳炎において、急性の頭痛とけいれんを呈し、かつ炎症性疾患を疑う場合には抗MOG抗体関与の皮質性脳炎も鑑別疾患として挙げられる。(21:40)
‐国際診断基準の中核的臨床事象は満たさないが、無菌性髄膜炎や持続する頭痛、不明熱を呈する症例においても抗MOG抗体陽性となる報告がある。(23:58)
‐コスミックコーポレーションで実施しているアッセイはInternational MOGAD panelの推奨に準ずるもので、生きた細胞(Live cell)ベースで、IgG1を測定するものである。(40:25)
‐髄液のみ抗MOG抗体が陽性となる例が報告されている。(41:01)
‐抗体価が低下する症例に比べて、抗体価が高い値で推移する症例においては再発リスクが高くなるデータがある。(44:54)
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